浦和が国立決戦で“6戦負けなし中”の町田に快勝 ホイブラーテン&松尾のゴールで10位に浮上! 町田は7位に後退

浦和が国立で町田を撃破(画像はイメージ) photo/Getty Images

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前半のチャンスを逃さなかった

13日、国立競技場で2025明治安田J1リーグ第10節が行われ、FC町田ゼルビアと浦和レッズが激突した。

最初のチャンスは町田。10分左サイドの中山のクロスをGK西川が弾くと、そのこぼれ球を林がヘディングで狙う。しかしカバーに入ったホイブラーテンのナイスブロックに阻まれた。序盤はサイドからのクロスを活かして町田が攻勢に出る。

そんななか、14分に試合が動く。ショートコーナーからサヴィオがクラウンダーのクロスを上げると、ホイブラーテンが左足のアウトサイドで合わせゴール。浦和がファーストチャンスをものにし、先制に成功する。
24分町田にチャンス。左サイドの相馬が縦に突破すると、中へクロス。これを西村がヘディングで合わせるが、枠を捉えることができず。先手をとられた町田は左サイドから浦和ゴールを脅かす。

33分浦和に決定機。後方からビルドアップで繋ぐと、渡邉が左サイドで抜け出す。キックフェイントで1枚剥がし右足でシュートを放つが、これはGK谷がビッグセーブ。浦和としては決めたかった決定機に。

37分試合が動く。西川のロングパスを渡邉がワンタッチで裏へ。これに松尾が抜け出すと最後は左足を振り抜き、ネットを揺らす。2本のパスで中央をこじ開け、浦和が大きな追加点をマークした。

41分町田は左サイドの中山のクロスからオ・セフンに決定機が訪れたが、これはGK西川が体を張ってセーブ。町田はクロスから再三チャンスを作るも、いい形でシュートが打てない。

決定機を確実に決めた浦和が2点リードで前半を折り返す。

町田は後半から藤尾とミッチェル・デュークを投入し前への圧力を高める。一方の浦和は選手交代なしで臨む。

後半は序盤から2点が必要な町田が積極的に前へ仕掛けるが、55分にアクシデント。西村がピッチに座り込んでしまい、プレイ続行不可に。ナ・サンホとの交代を余儀なくされた。

ボールを握りながらまずは1点を返したい町田は64分、ロングボールを収めたナ・サンホがカットインから左足でシュートを放つが、軸足が滑ってしまい、枠へ飛ばすことができない。デュークの高さを活かしていい攻撃を見せる。71分町田は選手交代。白崎に代えて仙頭を投入する。

後半は守備に回る時間も多かった浦和も72分に選手交代。金子に代えて松本をピッチに送り込む。さらに76分には安居に代えて原口を投入する。

2点を追いかける町田は両サイドから浦和ゴールに迫ろうと試みるも、なかなか決定機を作らせてもらえない。状況を変えたい町田は84分に桑山を投入し、前線の枚数を増やす。

しかし、最後まで町田は浦和からゴールは奪えず。試合はこのまま終了。前半の2点を守り切った浦和が勝ち点3を獲得した。

FC町田ゼルビア 0 - 2 浦和レッズ

FC町田ゼルビア得点者

浦和レッズ得点者
マリウス・ホイブラーテン(15分)、松尾佑介(38分)


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