ミランでも悩めるJ・フェリックスはテクニックこそ最高だが ミランOB「彼の問題は技術ではなく、メンタル」

ミランでプレイするフェリックス photo/Getty Images

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技術だけでは戦えないことも

2019年のアトレティコ・マドリードに始まり、チェルシー、バルセロナ、そして現在所属するミランと、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの経歴は実に豪華だ。所属クラブはいずれもリーグを代表するビッグクラブであり、それだけ期待されてきた証でもある。

ただ、どのクラブでも目立った結果は残せていない。それは現在のミランでも変わらず、スタメンから外れることも少なくない。

テクニックは高いレベルにあるはずだが、フェリックスに何が足りないのか。伊『Minannews』によると、クラブOBでもある元フランス代表DFマルセル・デサイー氏は『メンタリティ』だと指摘する。時にはテクニックよりメンタルが重要になることもあるのだ。
「彼は間違いなく才能のある選手だ。しかし、まだ居場所を見つけていない。チェルシー、アトレティコ、そして今はミランだが、大きなインパクトは残していないね。彼の場合は明確なアイデンティティがあり、彼を中心に据えてくれるようなチームが必要なのだろう。彼の問題は技術ではなく、メンタルだ。彼はリーダータイプには見えない。今のミランに必要なのはメンタルの強さだ。彼にはそれが欠けているね」

デサイー氏の指摘通り、フェリックスを王様として扱ってくれるチームの方が合っているのかもしれない。しかしそうしたシステムを採用しているビッグクラブは少なく、やや現代サッカーに合っていないタイプとも言えるか。

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