メッシが見たくて“6万2358人”もスタジアムに集結 メッシ効果でシカゴに起きたフィーバー「彼のおかげでMLSへの視線は変わっている」

ソルジャー・フィールドでプレイするメッシ photo/Getty Images

各地でメッシフィーバー

試合はスコアレスドローだったが、13日に行われたMLS第7節のシカゴ・ファイアーVSインテル・マイアミの一戦は6万2358人もの観衆が詰めかける大盛り上がりの戦いだった。

観衆が詰めかけた理由は、やはりマイアミにリオネル・メッシがいるところが大きい。今回の舞台はシカゴで、マイアミにとってはアウェイゲームだ。しかし現在のMLSでは、スタジアム規模の理由もあってマイアミのアウェイゲームの方が観衆が多く集まるのだ。

メッシ効果がいかに大きいのか。シカゴ・ファイアーの本拠地ソルジャー・フィールドは6万人以上の収容を誇るが、3月に行われたモントリオール・インパクト戦は1万6278人、その前のDCユナイテッド戦は2万372人しか観客は入っていない。それがマイアミ戦は6万2358人もの観衆が詰めかけており、マイアミをホームに迎えるクラブはちょっとしたフィーバー状態となる。

米『ESPN』によると、マイアミを指揮するハビエル・マスチェラーノは「メッシがアメリカに来てから2年になる。彼のおかげでMLSへの視線は変わっていると思うよ。彼はこのリーグに最大級の知名度をもたらす選手なのだから。シカゴ戦もそうだった。人々は彼を見るために来たんだ。彼が何を生み出すのかを示している1つの例だ」とメッシ効果について語っている。

昨季もアウェイでのニューイングランド・レボリューション戦に6万5612人、アトランタ・ユナイテッド戦には6万7795人、カンザス・シティ戦は7万2610人もの観衆を集めている。

ここから各地にサッカー人気が広がっていく可能性もあり、メッシ効果は大きい。まだ今季のMLSは始まったばかり。マイアミが自分たちのスタジアムにやってくることをアメリカ中のファンが待っている。

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