カイセドが無免許運転 高い危機管理能力がピッチ外では疎かに

ここまでリーグ戦全試合に出場中のカイセド photo/Getty Images

有効な免許を所持せず

「4月4日金曜日、コブハムのフェアマイル・レーンで警察が車を運転しているコブハム在住の20代の男性を呼び止めたところ、無免許運転が判明した」

イギリスのサリー州警察が明かしたのだが、「コブハム在住の20代の男性」はチェルシーのスタープレイヤーであるモイセス・カイセドだった。

ブライトンで脚光を浴び、2023年夏にチェルシーへ移籍したカイセド。加入1年目からチームに欠かせない存在となっており、今季もリーグ戦ではここまでチーム最多の出場時間を誇る。3年ぶりのトップ4入りに向けて、キーマンのひとりとなっているのだ。

そんなカイセドが重要な終盤戦を前に、プライベートで不祥事を起こしてしまったようだ。英『THE Sun』などによると、カイセドはチェルシーのトレーニング場の近くで愛車の『Audi RS Q8』に乗り自宅へ向かっていたところ、警察が彼の車を停車させた。その際、有効な免許を所持していないことが発覚し、16万ポンド(約3000万円)の高級車を押収したという。捜査は継続中で、今後はイギリス国内で違法運転をしていたとして、裁判所から召喚状が届く予定。罰金やペナルティポイント、免許停止など厳しい処分も科される可能性があるとのことだ。

高い危機管理能力でチームの窮地をいく度も救ってきたカイセドだが、ピッチ外ではその危機管理をおろそかにしてしまった。今後はプライベートでもしっかり気をつけたいところだ。

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