ドイツ代表OBがバイエルンにインテル撃破の秘訣を伝授 「静かにプレイしていたらノーチャンス」

バイエルン・ミュンヘンの選手達 photo/Getty Images

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堅守を崩せるか

16日(現地時間)に行われるインテル・ミラノとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグは、ホームでの1stレグを1-2で落としたバイエルン・ミュンヘンにとって絶対に勝たなくてはいけない試合となる。

バイエルン側から見たこの試合のキーポイントは、インテルの鋭いカウンター攻撃を警戒しつつ、彼らが自陣に敷いた堅固な守備ブロックを突き崩せるかにある。

2015年6月から約6年間にわたってユヴェントスで活躍した元ドイツ代表のサミ・ケディラ氏も、「インテルはボールをたくさん持つ必要がない。それ以外の方法でも相手を苦しめられることを彼らは知っているし、守り方を熟知している」とインテルの特徴について語る一方、バイエルンについては攻撃にアクセントをつけることの重要性を助言している。
「バイエルンは、まずは1stレグでの2失点目の場面のようなミスをしてはいけない。そのうえでインテルを倒すためには、常に背後へのランニングや速いパス交換を加えた攻撃が必要になる」(ドイツ誌『Kicker』より)

「彼らに常にストレスを与え、休む暇を与えないことが大事なんだ。この前のネーションズリーグでのドイツとイタリアの試合の前半が良い例で、イタリアの選手達はすごく驚いていたよね。バイエルンが静かにプレイして、インテルが秩序を保てていたらノーチャンスだ」

攻撃の牽引役ジャマル・ムシアラを怪我で欠く今のバイエルンでは、1stレグで同点ゴールを決めたトーマス・ミュラー、先週末に行われたブンデスリーガ第29節ボルシア・ドルトムント戦でゴールをあげたセルジ・ニャブリあたりがキーマンとなりそうだ。

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