今夏のステップアップ噂されるFWデラップはマンU移籍を拒否? 欧州コンペティションでの戦いを希望か

今夏の争奪戦が予想されるデラップ photo/Getty Images

今季は12ゴール2アシスト

イプスウィッチでプレイするFWリアム・デラップは今夏の移籍市場でのステップアップが期待されている若手ストライカーの1人だ。

22歳のデラップは昨夏マンチェスター・シティを離れ、昇格組のイプスウィッチへの完全移籍を決断したが、この選択がキャリアの転機に。同選手は今シーズンここまでリーグ戦31試合で12ゴール2アシストをマークしている。

イプスウィッチが降格となった場合に有効になる3000万ポンド(約56億円)の契約解除条項が同選手にはあると考えられており、国内外問わず多くのビッグクラブが獲得を狙っている。

マンチェスター・ユナイテッドもデラップ獲得を狙うクラブの1つだが、英『Daily Star』は、ユナイテッドは獲得に苦労するだろうと伝えている。その大きな理由はデラップ自身が2026年のW杯のイングランド代表入りを目指しており、欧州コンペティションでの戦いを強く望んでいるからのようだ。そのため、来シーズンのCLまたはEL出場権を保持するチームへの移籍が濃厚と考えられているという。

ユナイテッドは現在プレミアリーグでは14位に沈んでおり、来シーズンの欧州コンペティションへの参加はELを制覇するしかない。ストライカーに限らず、ELの結果は今夏の補強に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

多くのクラブが今夏の獲得を狙っており、デラップは注目銘柄となっているが、成長著しい若きストライカーはどのクラブへステップアップを遂げるのか、注目だ。

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