クロップがレアルの指揮官として監督業復帰? スペイン紙報じる

先日、大宮を訪れたクロップ氏 Photo/Getty Images

アンチェロッティは解任が既定路線か

ドルトムントやリヴァプールで辣腕をふるい、現在はレッドブルのグローバルサッカー部門責任者となっているユルゲン・クロップ氏。同紙がビッグクラブの指揮官として現場復帰する可能性があるようだ。

スペイン『SPORT』は、レアル・マドリードが今季リーグタイトルおよびチャンピオンズリーグのタイトルを逃した場合、クロップ氏がカルロ・アンチェロッティ監督の後任となると報じた。

同紙は「ユルゲン・クロップの選択肢はすでにレアル・マドリードに迫っている」と見出しを打ち、ここ数日のサッカー界で多くの代理人が、クロップという選択肢がサンティアゴ・ベルナベウのなかで勢いを増していると指摘。フロレンティーノ・ペレス会長に近しい関係者は、このドイツ人監督こそが今季の戦術的混乱を修正できる唯一の人物であると示唆しているという。

レアルは今季、リーグ戦ではバルセロナの後塵を拝し、勝ち点4差で現在2位。チャンピオンズリーグではベスト8に進出したが、アーセナルとの準々決勝1stレグでは3-0と大敗を喫してしまい、敗退の危機にある。今季無冠に終わった場合のアンチェロッティの解任は以前から噂されていた。

現レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督はクラブのレジェンドでもあり、後任の第一候補と目されている。しかしクロップ就任の噂も以前からあり、今季の不安定さを考えれば歴戦のクロップこそが適任だとする意見が急浮上しても不思議はない。

同紙はアンチェロッティが達成できなかった、ヴィニシウス(・ジュニオール)と(キリアン・)ムバッペの共存という大きな挑戦を彼に与える可能性があると報じているが、果たしてどうなるだろうか。

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