ジョー・コール断言、バルセロナはCLで優勝できない 「今夜、多くの弱点を見せた」

バルサはドルトムントのギラシにハットトリックを許した Photo/Getty Images

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「ハイラインは彼ら自身を苦しめる」

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、ドルトムントとバルセロナの戦いは3-1でドルトムントが勝利した。しかし、1stレグを4-0と勝利していたバルセロナは合計スコアで上回り、準決勝進出を果たした。

勝ち上がりはしたものの、バルセロナの戦いぶりは今後に不安を残すものだった。ヴォイチェフ・シュチェスニーは前半早々にPKを与えてしまい、失点に関与。16分にはハイラインの裏にスルーパスを通されて失点した。後半にもゴール前の混戦から失点し、ドルトムントのセール・ギラシにはハットトリックを許してしまっている。

今年初の敗戦となったバルサに、元イングランド代表MFジョー・コール氏は苦言を呈した。『TNT Sports』で語っている。
「バルセロナは今夜、多くの弱点を見せた。彼らには勝つだけの力はないと思う。何度も切り裂かれる場面があった」

「次のラウンドでミュンヘン(バイエルン)やインテル・ミラノと対戦するとき、ハイラインは彼ら自身を苦しめることになると思う。すべての功績はドルトムントにある。バルセロナの視点から言えば、私が見た弱点は今後も残ると思う」

ハンジ・フリック率いる今季のバルセロナは極端といえるほどのハイライン戦術を採用しているが、それが弱点になるとコール氏は語った。特にベスト4にインテルが勝ち上がった場合、彼らにとってハイラインの裏を突いていく戦い方はお手のもの。今回のドルトムント戦以上の脆さを見せる可能性は確かに高い。

コール氏は若いチームの経験不足も指摘している。ラ・リーガでは快進撃を見せるバルサだが、まだCLを制するほどの力は持っていないのだろうか。






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