最終予選グループB3位のイラク代表指揮官が電撃解任 昨年アジアカップでは日本を破る快挙も

イラク代表のヘスス・カサス監督 Photo/Getty Images

先日の試合でパレスチナに敗戦

イラクサッカー協会は現地時間15日、代表監督を務めていたヘスス・カサス監督の解任、並びにアシスタントコーチとの契約を解除したとを発表した。

前回のワールドカップではスペイン代表のアシスタントコーチを務めていたヘスス・カサス監督。バルセロナやエイバルなどの下部組織の監督を経験し、17−18シーズンの途中からはワトフォードでアシスタントコーチに就いていた。2022年11月にイラク代表監督に就任すると、翌年1月のアジアカップではグループリーグで日本に2−1で勝利する快挙を演じ、16強入りを果たしていた。

ワールドカップ北中米大会アジア最終予選ではグループBに属しており、ここまで 3勝3分2敗勝ち点は12で、同16の韓国、同13のヨルダンに続く3位につけている。3月シリーズではクウェート、パレスチナのグループ下位チームとの連戦だったが、クウェートに2-2のドロー、パレスチナには1-2の逆転負けを喫し、順位も2位から3位に転落した。

協会の声明によれば、契約上の重大な義務違反を理由とし監督、アシスタントコーチらとの契約を解除。また、「この措置は、FIFA選手の地位および移籍に関する規則第14条に基づいて行われ、連盟の法的権利が管轄当局に保持される形でFIFAに正式に通知された」と公式でリリースされた。

イラクは6月シリーズにて、ホームで首位の韓国と、最終節ではアウェイで2位ヨルダンとの大一番の試合が残っている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ