誤審? CLバイエルン戦でのインテルの同点弾にドイツ側から猛抗議 「ゴールは無効」

インテル戦後のバイエルンの選手達 photo/Getty Images

シュートの前に腕に当たっていた?

16日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでインテル・ミラノと対戦し、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計スコアでインテルが4-3でバイエルンを上回ったため同クラブが準決勝進出を果たし、バイエルンはベスト8敗退となった。

この試合について、ドイツでは58分にインテルのラウタロ・マルティネスが決めた同点ゴールの際にハンドがあったとして主審の判定に対する抗議の声が相次いでいる。

インテルの左サイドからのコーナーキックの場面で、ゴール前に蹴り込まれたボールをマルティネスとバイエルンのヨシュア・キミッヒが競り合い、こぼれたボールをマルティネスがすぐさま右足でゴールに押し込んで同点ゴールを決めた。しかし、この最初の競り合いの時にボールがマルティネスの腕に当たっているというのが彼らの主張のようだ。

例えば、ドイツ人の元審判員マヌエル・グレフェ氏は『X』の公式アカウント上で問題のシーンについて、「シュートの前にボールが腕に触れているのであればゴールは無効だ。主審のスラヴコ・ヴィンチッチ氏がそれを判定するのは困難だが、そういう時のためにVAR(ビデオアシスタントレフェリー)がいる。画像だけだとハンドだ。最初の競り合いでヘディングに失敗し、その後ボールを腕で止めてシュートを打っている。信じられない」と投稿し、マルティネスのゴールは認められるべきではなかったと主張している。

また、ドイツ紙『tz』も「インテル対バイエルン戦で大きなスキャンダルが発生?VARは驚くべきことに介入なし」と題した記事の中で問題の場面について触れ、「主審のヴィンチッチは一度もVARと交信せず、自らハンドの有無について確認もしなかった」と主審とVARの判断に疑問を呈している。

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