2026年WBC・米国代表のキャプテンに就任したジャッジ 前主将トラウトから背中を押され継承

WBC出場の念願叶ったジャッジ photo/Getty Images

続きを見る

侍ジャパンについても言及

2026年WBC米国代表の主将を務めるニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、ヤンキースタジアムで会見を行い、主将就任や米国代表メンバーに選出された思いを口にした。
 
ジャッジは、この日、米国代表のマーク・デローサ監督と共に会見場に姿を現し、代表チームのキャップをかぶって臨んだ。まず代表メンバーに選出されたことについて「これは国を代表するチャンス。国のために出場したいという本当に謙虚な気持ち。代表選手になてることがうれしい」と語ると、その後前回大会で主将を務めたロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウトから主将就任の背中を押されたことも明かした。

やはり野球の母国が目指すのは優勝。次回大会の最大の対抗馬は前回優勝の侍ジャパンだ。ジャッジはその日本代表について聞かれると「選手層が厚かった。その時、現在ドジャースの佐々木朗希を初めて見たが、特に先発投手とブルペンは素晴らしい選手が揃っていた」とジャッジにとっては対戦する可能性の投手陣が印象に残ったこと述べた。

そしてジャッジと共に昨季、MLBでMVPを受賞した大谷翔平との対戦についても問われると「楽しみだ。ファンはお気に入りの選手が母国のためにプレイするのを見ることができる。日本人プレイヤーで言えば、普段はパドレスとドジャースが同地区で対戦しているダルビッシュと翔平が、一緒にプレイするのを見ることができる。私も母国代表でプレイするのは初めてだから楽しみだ」とMLBとは違った魅力がある点を強調した。
前回は強打者を揃えた米国代表たが惜しくも準優勝に終わってしまった。2026年大会こそは優勝を目指し、投打にスター選手を揃えて臨むだろう。そんなドリームチームに注目が集まるが、ジャッジはそれでもWBCを戦うに当たっては、自己中心的な考えを捨ててチームプレイに徹することが大切だと指摘し「一つの旗の下に団結しなければいけない。共に一つの使命の下で戦う。それが特別な経験になる」と語った。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ