エンゼルス菊池雄星、6回3安打1失点と今季ベストピッチングも報われず…… チームは完封まけで3敗目

好投を続けるものの不運が重なり3敗目の菊池 photo/Getty Images

初白星はお預け

ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手が日本時間16日、敵地でテキサス・レンジャーズ戦に先発。6回3安打2四球6三振1失点と好投しながらも、試合に敗れ、今季3敗目となった。

その菊池は、ここまで3試合に先発登板し、0勝2敗。初登板では、自身初の開幕投手を務め、シカゴ・ホワイトソックスを相手に6回3失点と好投するも黒星。2試合目の先発では、セントルイス・カージナルス打線を再び6回3失点と2試合連続でクオリティスタートを記録するも勝敗はつかず。3試合目のタンパベイ・レイズ戦では6回4失点と、初回のみ崩れたが後は、粘りの投球で打線の奮起を待ったが、援護なく負け投手となっていた。

そして、この日は正捕手のローガン・オホッピーではなくトラビス・ダーノー捕手とバッテリーを組んだ菊池。スライダーを主体に、力強いストレートも放り込み続け、5回まで許した安打はわずか1本とこれまでで1番良い内容のピッチングを披露した。


しかし6回、先頭の9番レオディ・タベラスに一塁線へセーフティーバントを転がされると、処理した菊池の送球が外れてセーフに。その後、タベラスが二盗を試むと、ダーノーが悪送球で無死三塁とピンチが広がってしまう。ここを押さえ切りたいところではあったが、1番マーカス・セミエンにレフトまで打球を運ばれ、犠牲フライで先制点を許してしまった。

それでも菊池はこの回を最小失点で投げきり降板。試合はその後に投手陣が7、8回と失点を重ねて0−4に。打線も9回を通して5安打と散発。完封負けを喫した。

この敗戦により、エンゼルスはレンジャーズと入れ替わりでア・リーグ西地区首位から陥落。菊池は防御率4.13、WHIP1.17。またもや移籍後初白星はお預けとなった。

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