ペドリがいなければバルサの力はガクリと落ちる? CLベスト4入りも、ドルトムント戦2ndレグでの惨敗に不安も

ドルトムントとの2ndレグは落としたバルセロナ photo/Getty Images

今月は国王杯決勝でのクラシコもある

チャンピオンズリーグ準々決勝でドルトムントと対戦したバルセロナは、1stレグこそホームで4-0と圧勝したものの、アウェイでの2ndレグは1-3で落としてしまった。2戦合計5-3でベスト4入りは決めたものの、ドルトムントとの2ndレグは課題の残るゲームだったと言える。

ベスト4ではインテルとの対戦だが、『ESPN』はドルトムント戦2ndレグのパフォーマンスを心配している。インテル戦だけでなく、今月は26日にスペイン国王杯の決勝でレアル・マドリードとの対戦が控えている。この重要なゲームへ、ドルトムント戦から大幅な修正が必要と同メディアは指摘する。

「1stレグを4-0で制した時点で決着はついたかに思われたが、2ndレグは激しいゲームとなった。ギラシのハットトリックもバルサを倒すには至らなかったが、それでもバルサが過去にCLでローマ、リヴァプールに大逆転負けを喫した記憶が一瞬蘇ったのは確かだ。2ndレグのパフォーマンスは今後待ち受けるもっと大きな試練、すなわち国王杯決勝でのクラシコ、そして決勝進出をかけたインテルとの2試合への警告だ」

ドルトムント戦2ndレグでは一部主力を温存したことも苦戦の原因ではある。左サイドバックのアレハンドロ・バルデがハムストリングの故障で不在となり、中盤の要であるペドリもベンチスタートだった。特にペドリの穴は大きく、強敵相手にはペドリがいなければゲームをコントロールできないことが浮き彫りになったとも言える。

今季のペドリは攻撃面はもちろん、守備面でも圧巻の働きを見せている。ここからのクラシコ、CLでもペドリだけは外せない戦力となるだろう。

ドルトムント戦2ndレグは苦い展開となったが、バルセロナはここから立て直せるのか。ひとまずベスト4進出のミッションは果たしたが、大喜びできない勝ち抜け方となってしまった。

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