ボクシング坪井智也、但馬ミツロが持つ日本最速記録に並ぶプロ2戦目でタイトル獲得なるか 那須川天心が返上したWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座を賭けた戦い

前回のプロデビュー戦で圧勝した坪井 photo/Getty Images

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6・8「Prime Video Boxing 13」でリングに上がる

21年ボクシング世界選手権で日本人初の金メダルを獲得した坪井智也が、プロ転向2戦目でタイトル初挑戦する。試合は6月8日に東京・有明コロシアムで開催される「Prime Video Boxing 13」で、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座に挑戦する。

同王座は、先日、同門の那須川天心が王座返上。空位となり、坪井は同級2位として同級1位バン・タオ・トランと王座を争う。

その坪井がプロデビューを飾ったのは、2025年3月13日。東京・両国国技館にて当時WBOアジア・パシフィック・バンタム級2位ブーンルエン・ファヨンとの8回戦を戦った。2度のダウンを奪って2回、TKOで圧勝。それでランキングで同級2位に入り、那須川のベルト返上で、2戦目でのタイトル挑戦が実現した。
もしこの試合に勝利すれば、プロ2戦目でのタイトル獲得となり、前日本ヘビー級王者・但馬ミツロに続き、日本最速タイ記録。そんな偉業達成を目指す坪井は、以前、最短で世界王者となる目標も語っており、それを叶えるためには絶対に負けられない戦いとなる。

なお同興行では、メインイベントでWBC世界バンタム級王者中谷潤人とIBF世界同級王者西田凌佑の2団体王座統一戦や、那須川とWBA世界同級6位ビクトル・サンティリャンとの10回戦も組まれ、注目のカードが並ぶ。

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