やはりレアルにはベンゼマ、ホセルのような9番が必要? ペレス会長はハーランド獲得を熱望。資金獲得のため既存戦力売却にGOサイン

マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images

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クルトワはホセル不在を嘆いている

CLベスト8ではアーセナルと対戦するも、2試合合計で1ゴールしか奪えず、今大会を去ることになったレアル・マドリード。ヴィニシウス・ジュニオール、キリアン・ムバッペ、ロドリゴの3トップはアーセナルの守備陣を上回ることができなかった。

試合後には守護神であるティボ・クルトワが不発に終わった攻撃陣に対し、純粋な9番不在が攻撃力低下につながっていると自論を展開した。

「アーセナルは守備がしっかりとしたチームで隙を見つけることができなかった。ロングシュートやクロスから好機を見出そうとしたが、今季はホセルのような純粋なストライカーがいない」
近年のレアルにはカリム・ベンゼマや前述したホセルのようなボックス内で仕事ができるCFがいたが、どちらも中東へ移籍しており、現チームでは新加入のムバッペが担当することが多い。

アタッカーとして素晴らしい選手であることは間違いないが、本職は左WGであり、純粋な9番ではない。

この問題を解決できる9番の獲得が今後レアルの課題となるが、『FICHAJES.NET』によると、クラブの会長であるフロレンティーノ・ペレス氏はマンチェスター・シティのアーリング・ハーランド獲得を熱望しているという。

ハーランドは今のレアルに必要な純粋な9番だ。裏抜け、空中戦、ポストプレイとどれもハイレベルであり、それまで偽9番が基本戦術だったシティの攻撃を一変させ、22-23シーズンにはCL制覇に貢献している。

そのシティとは2034年までの契約を延長しており、引き抜きは困難を極めるだろう。それこそ財務違反で有罪となり、大きなペナルティがかされればまた話は変わってくるが、未だ結論は出ていない。

レアルはハーランド獲得に少なくとも1億5000万ユーロ(約243億円)の移籍金が必要になると考えており、そのためなら既存戦力の売却も厭わないという。

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