ドジャース山本由伸がサイ・ヤング賞投手に投げ勝つ圧巻の投球 7回10奪三振無失点で防御率0.93ナ・リーグ首位

巧みな配球で打者を翻弄した山本 photo/Getty Images

安定感抜群

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が日本時間19日、敵地テキサス・レンジャーズ戦に先発。7回5安打無四球、10奪三振無失点の好投でチームの勝利に貢献した。

対戦相手の先発投手は、かつてサイ・ヤング賞に2度輝いたジェイコム・デグロム。初回に1番打者トミー・エドマンが先頭打者本塁打で先制点を挙げた後は、8回まで両チームとも無失点の緊迫した投手戦となった。

山本は初回から堂々のピッチング。スプリット、カーブ主体に要所で打者から空振りを奪い、三振と凡打の山を築いた。ストレートのキレも制球力も抜群で、2回3回4回と得点圏に走者を背負うものの、それすらピンチとは思わせない安定感で後続を難なく打ち取っていった。

山本は7回まで投げ、球数は102球。前回登板のカブス戦の今季最多103球に迫った。最速は96.2マイル(約154.8キロ)で、10奪三振は3月28日のデトロイト・タイガース戦に並ぶメジャー自己最多だった。また4月4日フィリーズ戦から18イニング連続無失点中で、防御率0.93まで下がりナ・リーグ首位に立った。


試合は9回に2点を追加したドジャースが3-0で勝ち、山本に今季3勝目がついた。ちなみに大谷翔平はこの日、夫人の出産立ち会いのために欠場した。

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