PSGとの大一番でのスタメン落ちに怒り アストン・ヴィラFWワトキンスはポジション奪取にメラメラ 「私はベンチに座って満足する選手ではない」

ヴィラでプレイするワトキンス photo/Getty Images

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今節は1ゴール1アシストの活躍

プレミアリーグ第33節でニューカッスルと対戦し、4-1の快勝を飾ったアストン・ヴィラ。

この試合でチームを勝利に導く1ゴール1アシストの大活躍を見せたのがエースストライカーのオリー・ワトキンスだ。今シーズンもここまで公式戦48試合で16ゴール13アシストを記録しているワトキンスだが、CL準々決勝パリ・サンジェルマン(PSG)戦では2試合ともスタメン落ち。大一番での2試合はいずれも終盤の投入となったが、同選手はこのウナイ・エメリ監督の決断に腹がたっていたことを認めた。

「PSG戦では2試合とも20分プレイした。正直に言うと、プレイできなかったことに腹が立ってた。そのことを彼(ウナイ・エメリ)にも伝えたよ。彼は監督だから、彼の判断を尊重しなければいけないけど、私はベンチに座って満足する選手の一人ではない」
「最大の舞台に出られないなんて、今まで経験したことないよ。もっと長くピッチでプレイしたかった。今の地位を築くために、私は大きな役割を果たしてきたし、ああいった試合に出たいんだ」(英『Sky Sports』より)

これまでヴィラの絶対的存在として君臨してきたワトキンスだが、PSG戦では2試合ともマーカス・ラッシュフォードが最前線に抜擢された。これまで幾度となくチームを救ってきたワトキンスにとってこれは不満が溜まるものであったが、その怒りをうまくパワーに代えてニューカッスル戦で存在価値を証明した。

エメリ監督もこのワトキンスの発言を受けて「怒ることは素晴らしいし、彼が(ニューカッスル戦のように)あんなプレイをするのも素晴らしいことだよ」と、エースを称賛した。

CLこそベスト8で敗れてしまったヴィラだが、準決勝まで進んだFAカップと来季のCL出場権確保を目指すリーグ戦での戦いが待っている。まだクラブにとって大一番となる試合は残されているが、ポジション奪取に燃えるワトキンスはここからどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。


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