ホーランド監督の解任報道は母国イングランドでも 「アシスタントからのステップアップが必ずしも上手くいくとは限らない」

解任が発表されたスティーブ・ホーランド監督 Photo/Getty Images

開幕から11試合で1勝しかできず

横浜F・マリノスは18日、スティーブ・ホーランド監督との契約を解除すると発表した。

これまでチェルシーのリザーブチームの監督や、トップチームのアシスタントコーチを担当したホーランド監督。2016年8月からは母国イングランド代表のアシスタントコーチを務め、監督であったギャレス・サウスゲート氏の右腕としてチームを支えた。今シーズンから横浜F・マリノスの監督に就任するも、リーグ戦では11試合でわずか1勝。ここまで勝ち点8で順位は18位と降格圏内に沈んでいた。

ホーランド監督の解任報道は母国イングランドでも話題になっており、『BBC』など各メディアが挙って報道。『talkSPORT』は「元イングランド代表アシスタントコーチのスティーブ・ホーランド氏、監督就任わずか4ヶ月で解任」と見出しを打ち、「アシスタントからのステップアップが必ずしも上手くいくとは限らないことを証明した最新の監督である」と伝えている。

また、直近6試合で2分4敗という成績から、「日本ではそれほどの成功を収めることができなかった」とし、「横浜FMはこの後、AFCチャンピオンズリーグエリート準々決勝でクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルと対戦する。ホーランド氏は、アジアで最も有名なチームの1つとなったチームと対戦する機会を逃した」と、まもなく始まるACLE準々決勝の直前で解任されたことに言及していた。

なお後任は未定で、ヘッドコーチを務めていたパトリック・キスノーボ氏が暫定的にチームを指揮することが発表されている。

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