帰ってきた名古屋の10番・マテウスが目の覚めるような衝撃ゴラッソを含む2ゴール 長谷川監督「何もチャンスがないところから生み出せる特殊能力を持った選手」

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2ゴールを挙げたマテウス photo/Getty Images

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広島撃破で3試合ぶりの勝利

2025明治安田J1リーグ第11節でサンフレッチェ広島と対戦し、2-1の勝利を飾った名古屋グランパス。今シーズンはスタートダッシュに失敗し、降格圏に沈んでいるなか、強敵広島を撃破した。

批判が集まるなか迎えた今節であったが、目の覚めるような一発で名古屋に勢いをもたらしたのがマテウスだ。40分、ペナルティエリア付近で相手のクリアを拾ったマテウスは左足でトラップし、1枚交わすと左足一閃。

マテウスらしい豪快なミドルシュートは日本代表GK大迫敬介でも止められず、ネットに突き刺さった。目の覚めるようなゴラッソを叩き込んだマテウスは48分にはPA内でコースを狙い済ましたシュートも決め、2点をマーク。
その後広島に1点を返されるも、名古屋はマテウスの2発を守り切り、3試合ぶりの白星を飾った。指揮官の長谷川健太監督は試合後、『DAZN』のインタビューにて次のように10番を称賛した。

「マテウスは何もチャンスがないところから生み出せる特殊能力を持った選手。なかなか怪我の影響でフィットしてなかったけれど、徐々に良くなってきて、今日はマテウスの真骨頂を見せてくれたなと思います」

今節の勝利で降格圏を抜け17位に順位を上げた名古屋。この勝利をきっかけにまだまだ順位を上げていきたいところだが、帰ってきた「悪魔の左足」を持つ10番が鍵を握ることは間違いないだろう。


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