メッツ千賀滉大、5回2/3を無失点で切り抜け3勝目 18回2/3連続無失点で防御率0.79ナ・リーグ1位

要所を締める投球で無失点を継続した千賀 photo/Getty Images

ドジャースの山本由伸を抜いてトップ

ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が日本時間20日、本拠地で行われたセントルイス・カージナルス戦に先発し、5回2/3を3安打3四死球4奪三振無失点と好投し、今季3勝目を飾った。

また千賀は1日のマイアミ・マーリンズ戦から18回2/3を無失点を継続。防御率を0.79とし、前日に防御率0.93でナ・リーグ1位に立った山本由伸投手を抜いてトップに躍り出た。

試合では、初回を3者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せると、2回は、1死から四球と二塁打で二、三塁のピンチを背負うものの、7番・ゴーマンを代名詞お化けフォークで空振り三振。8番・ポソを中直とピンチを切り抜けた。

その千賀の好投に応えるように、味方打線が3回に援護。2死から2番・ソト、3番・アロンソと主砲コンビの連続適時打で2点を先制。4回もフォークで三振を奪うなど三者凡退と快投を続けた。

5回は先頭打者の6番・サジェシに二塁打を打たれ、1死三塁となったものの、後続打者の三ゴロで三塁走者を本塁で刺殺する好プレイも飛び出て無失点を継続。6回も、無死一、二塁とピンチを背負ったが、3番・ドノバンを二ゴロ併殺打に打ち取り、その後、死球を与えたところで降板した。後を継いだギャレット投手も、2死一、三塁の緊迫した状況で見事な救援。最後はクローザーのディアスが締めて3連勝を飾った。

千賀は今回、最速97.4マイル(約156.7キロ)で、ストレートとお化けフォークの2つの球種で74%と多投した。試合後に千賀はその投球を振り返り、好投の要因が野手の守りのおかげとの認識を明かしつつ「まだ完璧な投球には達していない。実際に投げている球と自分がイメージしている球に少し違いがあった。試合を重ねるごとに完璧に近づけたい」と打者にミートされている現状に気を引き締めた。

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