細川バレンタイン氏、世界前哨戦に挑む那須川天心の苦戦を予想 相手は対サウスポーが得意「どこかで一発もらったら本当に効く」

歯に衣着せぬ物言いでお馴染みの細川氏 (写真:本人インスタグラムより)

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サウスポー同士の対戦となる

元プロボクサーで第40代日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏が自身のYouTubeチャンネルを更新し、那須川天心の世界前哨戦について言及した。

現在、那須川はWBC世界バンタム級1位、WBA、WBOが2位、IBFは4位にランクインしている。今年11月にも世界初挑戦が期待されている中で、6月8日にWBAバンタム級6位ビクトル・サンティリャンと同級10回戦で対戦することが発表された。

試合決定が発表された会見では、那須川自身がこの一戦を世界前哨戦と位置づけ、現在のバンタム級の世界王者が4人中3人がサウスポーであることから、敢えて今回サウスポースタイルのサンティリャンを対戦相手に選んだとも明かした。
そして、細川氏が今回投稿した動画内にてこの一戦についての自論を展開。15戦14勝5KO1敗のサンティリャンは、戦績では目立つ存在ではないものの、彼のスタンスやリーチの長さ、サウスポーを得意としているファイトスタイルなどを考慮すると、那須川はこれまでのボクシングキャリアの中で一番苦戦する戦いになることを予想した。

また細川氏は、この試合における那須川の戦い方について「モロニー戦で見せた打ち合える強さとアシロ戦で行った中間距離のボクシングをミックスして戦うと思う」と述べた。さらに打ち合いでも那須川が制する可能性は高いと指摘するものの、サンティリャンは「サウスポー対サウスポーのパンチの打ち方がうまく、どこかで一発もらったら本当に効くと思う」と警戒すべき点を明かした。

果たして那須川は、ボクシングキャリア初のサウスポー相手にどんなボクシングを披露するのか。そして見事に勝利して世界戦へと駒を進めることができるのか、彼の躍動に期待だ。

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