同い年のハリー・ケインとは大きな差が イングランドで期待されていたFWが“スロベニア2部”で決めた2年ぶりのゴール

かつてはストーク・シティに在籍していたベラヒノ(左) photo/Getty Images

続きを見る

かつては世代別イングランド代表で活躍していた

今もバイエルンでFWハリー・ケインが大活躍を続ける一方で、当時ケインとともに世代別イングランド代表で切磋琢磨していた男の今は寂しいものとなっている。

その選手とは、ケインと同じ1993年生まれのFWサイード・ベラヒノだ。

ベラヒノはイングランドのWBAでブレイクし、U-21イングランド代表でもゴールを量産。2015年あたりまでは充実のキャリアだった。
しかしWBAからのステップアップが思うように進まず、クラブとの関係も悪化。素行にも問題があり、2019年にストーク・シティを離れてからは各地を転々とするキャリアを歩んできた。

ベルギーのズルテ・ワレヘム、シャルルロワ、イングランド2部のシェフィールド・ウェンズデイ、キプロスのリマソール、インドのラジャスタン・ユナイテッドを経て、今冬にはスロベニア2部に所属するNKラーボル・セジャーナと契約を結んでいる。

世界的にスロベニア2部でのプレイが話題になることはほとんどなく、ベラヒノがスロベニアにいると知っていた人は僅かだろう。18日に行われたNKトリグラフ戦では移籍後初ゴールを決めたが、ベラヒノがクラブでゴールを決めるのは2023年2月以来のことになる。

最後のゴールから2年も遠ざかっていたことになり、まだ31歳ということを考えれば少々残念なキャリアだ。世代別イングランド代表でプレイしている時は期待も大きかったが、この10年でケインとの差は信じられないほど大きなものとなっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ