“スイーパー・キーパー”の先駆け 伝説の元アルゼンチン代表GKウーゴ・ガッティ死去

ウーゴ・ガッティ氏(左) Photo/Getty Images

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80歳だった

元アルゼンチン代表GKで、ボカ・ジュニオルスなどでプレイしたウーゴ・ガッティ氏が亡くなった。南米サッカー連盟(CONMEBOL)が発表した。80歳だった。

「エル・ロコ(狂人)の異名をとったガッティ氏は、アルゼンチントップリーグで史上最多となる765試合出場の記録を持つ。初めてグローブを装着したGKのひとりであり、しばしばペナルティエリアの外で足を使ってプレイするスタイルはその後の“スイーパー・キーパー”の先駆けであったとも評される。

ガッティ氏は今年2月に犬の散歩中に転倒し、股関節の手術を受けたことが報じられていた。入院生活を続けていたが、感染症により症状が悪化。集中治療室で治療を受けていたが、もはや回復不能と家族が判断し、人工呼吸器を外され、20日に亡くなったという。
個性的な長髪と、歯に衣着せぬ発言で人気を博した伝説のGK。その型破りなプレイスタイルは、今や多くのGKたちに受け継がれている。


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