スパーズ時代の姿を取り戻せばベリンガムやパルマーと戦える? 29歳迎えたデル・アリはまだ2026W杯の夢を捨てていない

FCコモと契約したデル・アリ photo/Getty Images

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セリエAからの再出発

最近のイングランド代表は次々と優秀な若手が出てきている。特に2列目のポジション争いは熾烈で、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガム、チェルシーMFコール・パルマー、アーセナルFWブカヨ・サカ、マンチェスター・シティMFフィル・フォーデン、アストン・ヴィラMFモーガン・ロジャースなど、2チームは作れるほどの選手層を誇っている。

そこに再び入れるだろうか。イングランド代表への望みを捨てていないのは、イタリアのFCコモに加入したMFデル・アリだ。

デル・アリはトッテナムで若くからブレイクし、2016-17シーズンにプレミアリーグで18ゴール7アシストを記録。すぐにイングランド代表でも主力となり、2018ワールドカップを経験している。
しかし、それ以降はメンタル的にも難しい時期を過ごし、思うようにキャリアを進められなかった。エヴァートン、ベシクタシュでのプレイを経て今冬にはFCコモと契約しているが、ここからパフォーマンスを上げていけるだろうか。29歳を迎えているデル・アリはまだ2026ワールドカップでプレイする夢を捨てていないのだ。

伊『Tuttomercato』によると、デル・アリはそこを目標の1つに据えていると語っている。

「まだ終わりじゃない。僕はとても野心的だし、これまで以上に情熱がある。この2年は大変だったし、多くのことを学んで成長しないといけなかった。それでも、全ての出来事には理由があると信じている。自分の立てた目標はクリアできると信じている」

トッテナム時代のパフォーマンスを取り戻せるならば、可能性はあるだろう。得点を奪えるMFとして才能は抜群で、188cmとサイズがあるのも魅力だ。

まずはセリエAで結果を出さなければならないが、代表監督トーマス・トゥヘルへのアピールは成功するか。

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