暫定体制の横浜FMは浦和に敗れ最下位に転落 福岡は8試合ぶりの敗戦で首位陥落 J1第11節まとめ

第11節が行われた photo/Getty Images

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京都が首位に

2025明治安田J1リーグ第11節が19日と20日に各地で行われた。

ここまで7戦無敗でクラブ史上初めて首位に立ったアビスパ福岡は、アウェイで清水エスパルスと対戦。開始3分にMF松崎快のミドルで清水が先制するも、9分にFW藤本一輝がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これをMF見木友哉が決めて福岡が追いつく。しかし前半アディショナルタイムの47分にMFマテウス・ブエノのヘッドで清水が追加点をあげると、その3分後に再び松崎のゴールで2点差に広げる。後半に入り福岡はなんとか反撃を試みるも得点は奪えず。3−1で清水が勝利し福岡は5位に転落した。

18日にスティーブ・ホーランド監督の解任を発表した横浜F・マリノス。ヘッドコーチのパトリック・キスノーボ氏が暫定的に指揮をとる中、現在2連勝の浦和レッズと対戦。開始10秒でMF宮市亮が頭部を強打して交代するアクシデントが起きてしまった横浜FMだが、前線からの積極的なプレスで攻撃に出る。しかし前半アディショナルタイムにFWマテウス・サヴオに直接フリーキックを決められ失点。前半を0−1で終え追いつきたい横浜FMだが、46分にミスから失点し2点のビハインドを負う。それでも59分にMF山根陸のゴールで1点差に詰め寄るも、88分にDFダニーロ・ボザがダメ押しとなる3点目を決めて万事休す。1−3で敗れて勝ち点8の最下位に転落し、ACLE準々決勝を前に厳しい状況に立たされた。
そのほか、唯一の土曜開催となったアルビレックス新潟vs京都サンガF.C.は、FWラファエル・エリアスとMF奥川雅也のゴールで京都が勝利しクラブ史上初となるJ1首位に浮上。公式戦3試合勝利がない名古屋グランパスはホームでサンフレッチェ広島と対戦し、FWマテウス・カストロの2ゴールで勝利し最下位を脱出。ヴィッセル神戸はオウンゴールでFC町田ゼルビアに勝利し3連勝を達成した。

【第11節試合結果】

4月19日(土)
アルビレックス新潟 1-2 京都サンガF.C.

4月20日(日)
清水エスパルス 3-1 アビスパ福岡
浦和レッズ 3-1 横浜F・マリノス
名古屋グランパス 2-1 サンフレッチェ広島
ヴィッセル神戸 1-0 FC町田ゼルビア
横浜FC 1-1 ガンバ大阪
ファジアーノ岡山 1-2 鹿島アントラーズ
川崎フロンターレ 0-0 東京ヴェルディ
湘南ベルマーレ 0-1 柏レイソル
セレッソ大阪 1-1 FC東京

【順位】

1位 京都(21/+3)
2位 柏(20/+4)
3位 鹿島(19/+7)
4位 浦和(19/+3)
5位 福岡(19/+1)
6位 川崎F(18/+8)
7位 清水(18/+4)
8位 神戸(18/+2)
9位 岡山(17/+3)
10位 広島(17/+2)
11位 町田(17/+1)
12位 G大阪(14/-4)
13位 湘南(14/-5)
14位 C大阪(13/±0)
15位 横浜FC(12/-1)
16位 東京V(11/-5)
17位 名古屋(11/-7)
18位 FC東京(10/-5)
19位 新潟(8/-5)
20位 横浜FM(8/-6)

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