プレミアでベンチスタートとなるのは“3年半ぶり” マンUはB・フェルナンデスだけは絶対外せない

マンUでプレイするB・フェルナンデス photo/Getty Images

ウルブズ戦で久々のベンチスタートに

今のマンチェスター・ユナイテッドは、チャンスメイクの部分でMFブルーノ・フェルナンデスに多くの部分を依存している。ブルーノ抜きでの戦いはサポーターも想像できないだろう。

苦しい戦いとなったのは、20日に行われたプレミアリーグ第33節ウォルバーハンプトン戦だ。マンUは3日前にヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグでリヨンと120分戦っていたこともあり、指揮官ルベン・アモリムは今回のウルブズ戦でブルーノをベンチスタートとした。

ブルーノは鉄人タイプとしても有名で、出場可能時はほとんどのゲームで先発してきた。ブルーノがプレミアリーグでベンチスタートとなるのは、2022年1月3日以来のことになるのだ。ちなみに、そのゲームも今回と同じウルブズ戦だった。

この3年半にわたってブルーノがリーグ戦を欠場したのは怪我か累積警告による出場停止によるものだけで、起用できるときは常にスタメン出場を続けてきた。しかし今回ばかりはリヨン戦の直後となり、疲労を考慮してもベンチスタートは仕方がない措置だった。ブルーノはウルブズ戦に60分から途中出場しているが、これで早くも今季の出場試合数は50に達した。

ブルーノをベンチスタートとしたマンUは今回のウルブズ戦を0-1で落としており、リーグ順位は14位と散々だ。ただ、今はリーグよりEL制覇の方が優先度が高い。5月1日にはアスレティック・ビルバオとの準決勝1stレグが控えており、ブルーノにはEL制覇へまだまだ稼働してもらうしかなさそうだ。

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