レアル行きが噂されるシャビ・アロンソ監督 レヴァークーゼンは今季終了前までに去就の決断を要求

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

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数週間以内に決着か

レアル・マドリードがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアーセナルに2戦合計1-5で敗れてベスト8敗退となってから同クラブのカルロ・アンチェロッティ監督の進退問題が盛んに報じられるようになり、それと同時に以前からレアルの次期監督候補として名前の挙がっていたレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督の動向にも注目が集まっている。

シャビ・アロンソ監督の去就に関心が高まっている理由として、同監督が自身の今後について公の場で明言していないことがある。今と同じようにレアルやバイエルン・ミュンヘンへの移籍が取り沙汰されていた昨年3月末には定例記者会見の場でレヴァークーゼンに残留することを発表したが、今回は去就に関するメディアからの質問に一切応じていない。

実はシャビ・アロンソ監督はメディアに対してだけでなくレヴァークーゼンの首脳陣にも今後について話をしていないようだ。そのためレヴァークーゼンのフェルナンド・カルロCEOは、近日中にシャビ・アロンソ監督と去就に関する話し合いを行い、その時に態度を明確にするように要求している。
「我々は既にシャビ・アロンソと来シーズンのチーム編成の準備をしている。だから彼がどこか別のクラブに行く可能性があるなら、彼と今後数週間以内にその件についてはっきりさせなければならないので話し合いが必要になる。我々はシーズンが終わるまで待つことはできないので、彼はそれよりも前に決断しないといけない。なぜなら我々にはチーム編成やプレシーズンの準備があるからだ。これが時間をかけて考える問題ではなく、早く結論を出さなくてはいけないものであることはシャビも理解しているはずだ」(ドイツメディア『SKY』より)

ドイツ紙『Bild』によれば、レアルからオファーが来て、さらにシャビ・アロンソ監督が望めばレヴァークーゼン首脳陣はレアルへの移籍を容認するとの口頭合意が両者の間で以前から成立しているという。

果たしてシャビ・アロンソ監督はどのような決断を下すのだろうか。

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