トーマス・パーティの後釜候補はパレスにいる CL制覇経験の元イングランド代表が太鼓判「彼の視野は常に2手先を読んでいるよう」

有望株のウォートン Photo/Getty Images

司令塔に熱視線

アーセナルは今夏、トーマス・パーティの後任を巡って大きな決断を迫られることになる。元イングランド代表のオーウェン・ハーグリーヴス氏は、その後釜としてクリスタル・パレス所属のアダム・ウォートンを強く推している。『METRO』が伝えた。

パーティは2020年にアトレティコ・マドリードから加入し、これまでに公式戦188試合に出場。今季もUEFAチャンピオンズリーグで準々決勝のレアル・マドリード戦に出場するなど存在感を示しているが、契約満了が迫る中でアトレティコやバルセロナへの移籍が噂されている。アーセナルは昨夏にも放出を検討しており、今回こそは退団の可能性が高いという。

したがって、中盤の再編は避けられない。かねてよりレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得が有力視されているが、ハーグリーヴス氏はイングランド国内に目を向けるべきだと語った。リオ・ファーディナンド氏のYouTubeチャンネル『Rio Ferdinand Presents』で以下のように述べている。

「アダム・ウォートンは好きな選手だ。彼はアーセナルにふさわしい」

「アダムのすごいところは、その視野の広さだ。彼は二歩先を行く。試合展開を読む力、彼の視野とタッチは、誰にも負けないほど優れている」

21歳のウォートンはパレスで主力選手として活躍し、今夏のEURO2024イングランド代表にも招集されており、その評価は日に日に高まっている。

移籍金は約7000万ポンドとされ、アーセナル以外にもマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが関心を示している。ファーディナンド氏も「彼ならユナイテッドに完璧にフィットする」と太鼓判を押しており、今夏の中盤市場の“主役”になることは間違いない。

ミケル・アルテタ監督にとってウォートンはまさに理想の存在と言えるだろう。パーティ退団後の穴を埋めるのは未来を担うタレントかもしれない。

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