ウィルシャーとラムジーが監督として対戦へ! 元アーセナルの10番がノリッジの暫定監督に就任

暫定監督に就任したウィルシャー Photo/Getty Images

運命の最終節へ

元アーセナルMFのジャック・ウィルシャーが、EFLチャンピオンシップのノリッジ・シティで暫定監督に就任した。クラブはヨハネス・ホフ・トルップ監督を解任し、残り2試合をウィルシャーに託す決断を下した。

解任されたトルップは直近10戦でわずか1勝のみと、復活の兆しを見せられぬまま、第44節ミルウォール戦の敗北を最後にクラブを去ることとなった。声明では「我々は長期的な視点とクラブ全体の戦略と方向性に沿って今回の人事を行ったが、残念ながら最近の結果とパフォーマンスにより変更が必要であると判断した」と発表され、アシスタントヘッドコーチのグレン・リダーズホルムも同時に解任されている。

新たに指揮を執るウィルシャーは、今回の監督交代を受けてトップチームを任されることとなった。注目すべきは、最終節で対戦するカーディフ・シティとの一戦だ。ウィルシャーのアーセナル時代の同僚、アーロン・ラムジーが暫定指揮官を務めている。勝利の結果次第では、ウィルシャーがラムジーのクラブを“降格”させるという、皮肉な結末が生まれる可能性もある。

さらに興味深いのは、ウィルシャーが指揮官としての初陣となるミドルズブラ戦の翌日に、ロンドンマラソンへの参加を控えている点だ。マイケル・キャリック率いるクラブとの試合後、ロンドンへ戻る長距離移動を経て、次の日にはランナーとしての戦いも待ち受けている。

盟友との対戦を控えるウィルシャーにとって、この数日はまさにチャレンジになりそうだ。

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