「バイエルンが彼に注目するのは当然」 ドイツが認める“万能DF”になった板倉滉は今夏どう動くか

ボルシアMGでプレイする板倉 photo/Getty Images

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ビッグクラブへの移籍もあるか

試合は惜しくも2-3で敗れたが、ボルシアMG所属の日本代表DF板倉滉は20日に行われたブンデスリーガ第30節ドルトムント戦で圧巻のゴールを記録した。

センターバックと守備的MFの両方をこなせる板倉は足下のテクニックも武器であり、ドルトムント戦では自らボールを持ち運んでから味方とのワンツーで抜け出し、アタッカー顔負けのゴールを決めてみせた。

気になるのは、今夏の動きだ。ボルシアMGで着実に評価を上げてきた板倉には、国内外の複数クラブが関心を寄せていると伝えられる。独『Bavarian Football Works』も板倉の動向に注目しているが、板倉に関心を示すクラブにはバイエルンの名前も浮上している。同メディアは、その理由がよく分かると板倉の能力の高さを称賛する。
「バイエルンが彼に注目するのは当然だろう。彼は素晴らしいパス能力も備えていて、タックルも上手い。さらにバイエルンが関心を寄せる理由は、彼の万能性にある。守備的MFとしてもプレイでき、総合的に板倉はバイエルンにとって非常に良い選択肢となる可能性がある。もっとも、複数の競合相手を超えるオファーを出すかはまだ分からない」

バイエルンには今季より伊藤洋輝も加わっているが、怪我人が続いたこともあってセンターバックの層が薄くなっている。さらに韓国代表DFキム・ミンジェの立場も怪しくなっており、最終ラインは今夏の改革ポイントとなるかもしれない。

板倉にはドルトムントなどドイツの他クラブも関心を寄せているとされるが、こうした強豪が目をつけるのも納得か。

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