注目を集めるレアル・マドリードの監督人事 クラブ首脳陣はラウール氏の昇格も検討か

レアル・カスティージャのラウール監督 photo/Getty Images

現在はカスティージャを指揮

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアーセナルに2戦合計1-5で敗れて以降、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督の進退問題が連日現地メディアによって取り上げられている。

レアルの首脳陣は既にアンチェロッティ監督を解任する方針を固めたとアメリカメディア『The Athletic』が報じたように、今シーズン終了後かその前に同監督が退任するのは確実と見られていて、もはやメディアの関心は後任人事に移りつつある。

スペイン紙『AS』によれば、次期監督候補の本命はレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督だが、レアルは6月14日に開幕するクラブワールドカップに参加することが決まっているため、クラブの首脳陣はアンチェロッティ監督を解任した後で暫定監督を招聘し、同大会終了まで指揮を託す方針であるという。

さらに『AS』は、この暫定監督の有力候補として現在レアルのサテライトチームであるレアル・カスティージャで監督を務めているラウール・ゴンサレス氏の名前を挙げている。レアルで約16年間にわたって活躍し、公式戦741試合に出場したレジェンドであるラウール氏は2019年6月からカスティージャで指揮を執っていて、クラブの諸事情にも精通していることから首脳陣の間で暫定監督の候補として検討されているようだ。

ラウール氏とクラブとの契約は今年6月末で満了となるが、ラウール氏は昨年中にこの契約を延長せず今シーズン限りで退任することを明らかにしていた。そのため暫定監督として指揮を執る場合は契約延長が必要であり、首脳陣がラウール氏を説得できるかがカギになりそうだ。

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