昨季はラ・リーガで3位と躍進も、今季はまさかの2部降格もある? 10戦白星なしで“16位”まで落ちたジローナの今

今節はベティスに敗れたジローナ photo/Getty Images

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ラスト6試合でどうなるか

昨季ラ・リーガで3位に入る大健闘を見せ、今季はチャンピオンズリーグの戦いも経験したジローナ。しかし中堅クラブが安定的に上位を狙っていくのは簡単ではない。

今夏には主力の多くを引き抜かれることになり、今では2部降格を心配しなければならない位置にいるのだ。

ジローナは21日にラ・リーガ第32節でレアル・ベティスと対戦し、1-3で敗北。これにより、リーグ戦では10試合連続で白星がないことになる。
最後の白星は今年2月初めに行われたラス・パルマス戦で、この試合に2-1で勝利した時点ではまだ8位に位置していた。そこから3分7敗と一気にチームは崩れ、今では16位だ。降格圏となる18位アラベスとは3ポイントしか勝ち点が離れていない。昨季3位からの2部降格は十分にあり得る話なのだ。

スペイン『SPORT』はラスト6試合に注目しているが、決して楽なスケジュールとは言えない。次節はアウェイで19位レガネスと対戦し、そこからホームでマジョルカ(7位)、ビジャレアル(5位)、アウェイでバジャドリー(20位)、レアル・ソシエダ(9位)、そして最終節がホームでのアトレティコ・マドリード戦(3位)と続く。

レガネスとバジャドリーは降格圏に沈む相手だが、それ以外の4試合はジローナにとって難しい展開になると予想される。

今夏にFWサヴィーニョ、アルテム・ドフビク、MFアレイクス・ガルシア、DFヤン・コウト、エリック・ガルシアらを失った衝撃は大きく、継続的に欧州カップ戦出場を狙っていくプランはあっさりと消えてしまった。今は残留に集中するしかなく、ここから運命の6試合だ。

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