UEFAチャンピオンズリーグに新たなルール変更か 延長戦の廃止などが議題として浮上

UEFAチャンピオンズリーグのロゴ photo/Getty Images

2年連続で変更の可能性

来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に新たなルールが加えられる可能性があるようだ。欧州サッカー連盟(UEFA)は今シーズンの同大会に参加している各クラブから大会様式に関する意見を募集し、5月末に行われる専門委員会で議題として取り上げることになっている。その際、ドイツ紙『Sport Bild』によれば3つのルール変更が議論されることになるという。

最初の議題は、決勝トーナメントの2ndレグでのホームゲーム開催の権利。今シーズンは、ラウンド16の時だけリーグフェーズの順位が上のチームに2ndレグをホームで戦う権利が与えられていたが、準々決勝と準決勝の2ndレグにもリーグフェーズの順位を関係づけることでリーグフェーズの成績の価値をさらに高めるべきだという意見が出ているようだ。

次に、同国勢同士の対戦は準々決勝以降からになるように抽選すべきというのも議題となるという。今大会ではスペインのレアル・マドリードとアトレティコ・マドリード、ドイツのバイエルン・ミュンヘンとレヴァークーゼンがそれぞれラウンド16で対戦したが、大会の早い段階で同国対決が実現してしまうとその国の人々の大会への興味が減ってしまうため、同国対決はベスト8以降からにすべきかも議論される。

最後に、延長戦の廃止も提案として上がっているようだ。過密日程による疲労から選手の負傷離脱が各クラブで相次いでいることから、決勝トーナメントの2ndレグで90分以内に決着がつかない場合には30分の延長戦ではなく即座にペナルティキックで勝敗を決するべきだとの意見が出ているという。

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