イマノル監督が今季限りで退任へ 久保建英所属のレアル・ソシエダとの「6年半の物語」に幕

今季限りで退任のイマノル監督 Photo/Getty Images

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別れの時だ

レアル・ソシエダの指揮官イマノル・アルグアシルが、2024-25シーズンをもってクラブを離れる決断を下した。クラブは4月24日、公式発表を通じて同氏の今季限りでの退任を伝えている。

イマノル監督は2018年12月にトップチームの監督に就任して以降、地元オリオ出身の指導者としてクラブに深く根ざし、6シーズン半にわたりチームを率いてきた。その間、2020年にはスペイン国王杯を制覇し、クラブに34年ぶりのメジャータイトルをもたらすなど、その功績は計り知れない。

今回の退任決定は本人の意向によるもので、レアル・ソシエダに対してすでにその意思を伝えたという。クラブ側もこれを尊重し、感謝の意を表している。
クラブ声明では「この素晴らしい物語を最高の形で締めくくるため、まだやるべきことが多く残っている」と強調。現在チームはラ・リーガ9位につけており、ヨーロッパ大会出場権獲得という大きな目標が残されている。

イマノル監督にとっては、愛する“チュリ・ウルディン”と共に歩んだ集大成の数週間。その背中に送られる拍手は、サン・セバスティアンの歴史に確かに刻まれるだろう。

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