オリオールズ菅野、初回2被弾も7回3失点の好投 チームは8回に同点に追いつくが競り負け

今季5度目の登板となった菅野 photo/Getty Images

QS記録の好投

ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手が日本時間24日、敵地でのワシントン・ナショナルズ戦に先発登板。初回に2被弾し、苦しい立ち上がりとなったが、2回以降は無失点に抑える好投を見せた。

菅野は初回の先頭打者にいきなり痛打を見舞われてしまう。ウッドに5球目の内角シンカーを捉えられ、約131.4メートルの特大弾を右翼2階席に運ばれてしまう。その後、2死一塁となり、5番ベルにカウント0−2からの3球目に投じられた真ん中のカーブをジャストミートされ、再び右翼2階席に飛び込む2ランを許し、3失点スタートとなってしまった。

それでも菅野は2回以降はリズムを取り戻し、持ち前の制球力も発揮。7回まで追加点を許すことなく粘り強く、メジャー自己最多の94球を投じた。結果は5安打3失点無四死球。前回登板のハイクオリティースタートに続き、クオリティースタートをマークした。

チームは菅野が降板した直後に同点に追いつき、彼の負けを消したものの、最後は競り負けて3連敗となった。

試合後にこの日の投球を振り返った菅野は「気持ちを切らさずに丁寧に投げることだけを意識した」と好投の要因を語ると、初回の2被弾については「カウントを悪くして打たれるべくして打たれた」と述べた。

またその後は「長いイニングを投げることを意識していた」と明かし、無四死球だったことには手応えを感じていることを口にした。次回登板でも安定したピッチングを披露する彼に期待したい。

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