5・20元WBOミニマム級王者・谷口将隆の再起戦が決定 「このまま終わったら後悔する」と世界王座返り咲きも目標に

マタドールの愛称を持つ谷口 (写真:本人インスタグラムより)

一度は引退を口にした谷口

トレジャー・ボクシング・プロモーション(TBP)が都内で会見し、5月20日に東京・後楽園ホールで「TREASURE BOXING PROMOTION 8」の開催を発表。その中で、元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆の再起戦が決定した。

谷口は昨年12月にIBF世界ライトフライ級2位決定戦にて、タノンサック・シムシーに判定で敗れて以来、約5カ月ぶりの試合。今回は51.5キロ契約の8回戦で、コンドル稲葉と対戦する。

前戦で敗戦後、引退も口にした谷口だったが、この会見では「このまま終わったら後悔する」と思い直し、自身の可能性に懸ける決意を強く表明した。プロモートする元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪代表からは、前戦で敗れはしたものの、再度世界挑戦できるレベルであることを実感したとの言葉も語られると、谷口は「前回学んだことを次の試合でブラッシュアップできたら」と勝利への前向きな気持ちも見せた。

また同興行では谷口以外にも注目のカードが組まれている。メインイベントでは、スーパーバンタム級10回戦WBOアジアパシフィック同級王者・村田昴VS元IBF世界同級王者・小国以載の一戦が行われ、4試合目には42歳の元4階級制覇王者、ドニー・ニエテスが登場。121ポンド契約6回戦で、池側純と対戦する。

ニエテスは今回の会見に合わせビデオメッセージを寄せ「年齢は関係ない。チャンスがあれば5階級制覇を達成して母国の英雄になりたい」と語り、今後は日本人ボクサーが世界王者を独占するバンタム級でも頂点を目指す意向を語った。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ