C・ロナウドに“ベンチ”を通告できる監督はいるか 必要な監督の非情さ「ベンチから出場した方が良いこともあるんだと伝える勇気が……」

アル・ナスルでプレイするロナウド photo/Getty Images

今もポルトガル代表に必要な人材ではあるが……

現在サウジアラビアのアル・ナスルでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドは、クラブとの契約を延長する意向とされており、42歳まで現役を続ける可能性が出てきている。

今ロナウドの視界にあるのは、来年に控える2026ワールドカップだろう。ポルトガル代表には今も継続的に召集されており、ワールドカップには強い思いがあるはず。

しかし、ポルトガルはロナウドをスタメンで固定し続けるべきなのだろうか。代表監督ロベルト・マルティネスはロナウドをスタメンで固定しているが、昨夏のEURO2024では不発に終わるなどロナウドの衰えを指摘する声もある。

『beIN Sport』によると、アーセナルなどで活躍したエマニュエル・プティ氏はロナウドにベンチを通告する勇気も必要だと主張している。

「彼を先発から外すことを恐れてはいけないよ。時にはベンチから出場した方が良いこともあるんだと伝える勇気が必要だ。彼は毎試合出場できるわけではないし、先発にこだわりすぎればチームに悪影響を与える可能性だってある。エゴの強い彼がベンチに座ることに同意するか?そんなことはないだろうね。だからこそ、力の強い指揮官が必要なんだ」

ロナウドのカリスマ性や、ここぞの勝負強さは今も健在だ。ポルトガル代表に必要な人材であることは確かだが、今のところロナウドがベンチスタートを受け入れる気配はない。状況に応じてベンチスタートを受け入れてくれれば最高の戦力となるのだが、2026ワールドカップへロナウドの考えは変わるだろうか。

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