20歳のメイヌーはどこがベストポジションなのか アモリムの下で“攻撃的MF”として開花の道も「正確なポジションについてはまだ議論がある」

マンUでプレイするメイヌー photo/Getty Images

攻撃能力も高い

昨季マンチェスター・ユナイテッドでブレイクし、イングランド代表の一員としてEURO2024も戦ったMFコビー・メイヌー。

20歳のメイヌーは、トップチームでボランチとして起用されることが多かった。これはマンU前指揮官エリック・テン・ハーグ、EURO2024でのイングランド代表監督ガレス・サウスゲイトもそうだ。ただ、今季途中より指揮官に就任したルベン・アモリムはメイヌーをより高い位置で起用することがある。

メイヌーはユース年代で攻撃的なポジションでプレイしていたこともあり、攻撃性能も高い。今月17日に行われたリヨンとのヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグでは途中出場から貴重なゴールを奪っており、得点力はまだまだ伸びそうな気配がある。

『Forbes』はまだメイヌーのベストポジションが決まったわけではないと伝えており、アモリム体制で攻撃的MFとして才能が開花する可能性がある。

「メイヌーは6番の選手と考えられていた。サウスゲイトとテン・ハーグがそのように見ていたのは明らかで、メイヌーがNEXTカンテやブスケッツになれるのではとの期待があった。しかし今季のメイヌーは、ユナイテッドでの未来がもっと高いポジションにあることを示唆している。メイヌーはクラブと代表の両方でトップクラスの選手になる才能を備えているが、正確なポジションについてはまだ議論がある。アモリムはリヨン戦のようにゴールに近い位置でメイヌーを起用するテストをおこなっており、これはメイヌーのキャリアにとってターニングポイントになる可能性がある」

ボランチでプレイすることも可能だろうが、様々なポジションを経験することでプレイの幅を広げる効果も期待できる。まだ20歳と若いだけに、メイヌーにとっても攻撃的ポジションのチャレンジは悪いものではないだろう。ポテンシャルは巨大なものがあるだけに、アモリムの下でマンUの絶対的戦力になってほしい選手だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ