ヴィニシウスの契約延長合意を代理人側が否定 退団の場合は「世界一のストライカー」確保に動くと英紙

去就に揺れるヴィニシウス Photo/Getty Images

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去就に揺れる

レアル・マドリードが進めるヴィニシウス・ジュニオールとの契約延長交渉において、クラブと選手側で大きな見解の違いが生じている。『The Athletic』の記者マリオ・コルテガナ氏の報道によると、クラブ側は「契約延長は最終段階にある」と楽観視している一方で、選手の代理人サイドは「合意にはほど遠い」と強く否定しているという。

ヴィニシウスの現在の契約は2027年まで残っているが、代理人側は年俸3000万ユーロの条件を求めており、交渉は難航している模様。ここ数か月で噂されたサウジアラビアからの関心は一時的に沈静化しているが、万が一ブラジル代表アタッカーがクラブを離れる事態になれば、フロレンティーノ・ペレス会長は代役としてアーリング・ハーランドの獲得に動く考えだと伝えられている。

ハーランドは現在マンチェスター・シティと契約を結んでおり、違約金の存在も含めて実現には高額な投資が必要となるが、ペレス会長は長期的なスター路線の維持を重要視しており、将来的な目玉補強としてリストアップされているという。
現時点ではヴィニシウスの退団の可能性は低いと見られているものの、契約交渉の行方によってはマドリードの移籍戦略にも大きな影響を与えることになりそうだ。ハーランドが入団した場合、攻撃陣の編成にどのような影響をもたらすのか、注目が集まる。

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