“16試合連続”で無得点続くパルマー 心配されるチェルシーエース不調の原因は自信の低下? マレスカ監督「精神的な問題だ」

チェルシーでプレイするパルマー photo/Getty Images

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CL出場権獲得へ復調期待される

チェルシーの指揮官エンツォ・マレスカはエースであるイングランド代表MFコール・パルマーの不調の原因はメンタル面にあると語った。『The Athletic』が報じている。

パルマーは昨シーズン、リーグ戦34試合で22ゴール11アシストと圧巻の数字を残し、大ブレイクを遂げた。今シーズンも第6節のブライトン戦で4ゴールを挙げるなど、ここまでリーグ戦で32試合で14ゴール9アシストを記録している。

依然としてチェルシーのエースとして君臨するパルマーだが、現在は不調気味だ。今シーズンの前半戦ほど得点に絡むことができておらず、現在公式戦16試合連続でノーゴールという状況に。最後に決めた得点は1月のボーンマス戦まで遡る。
そんななか、指揮官のマレスカはパルマーの不調は自信の低下にあると考えているようで、「精神的な問題」と語った。

「それは精神的な問題だ。戦術的な問題でも、技術的な問題でもないと思う。コールは今シーズン、我々と共にゴールを決めた選手のままだからね。我々のスタイルは変わらない。監督もクラブも同じだ。だからコールの周囲は何も変わっていないし、コールも変わっていない。今はただ精神的な部分だけが変わっているだけだ。確かに、彼はチームを助けたいと願っているから少し不安になっていることはわかる」

「彼(パルマー)とニコ(ニコラス・ジャクソン)は、チームを助けるためにゴールを決め、アシストをしたいと思っている。だから、彼(パルマー)がその点で少し苦労していることはわかる。しかし、全体的には(フラムに2-1で勝利した)試合後に彼がどれほど満足していたかは、皆さんもご覧になったと思う」

「コールは間違いなくゴールを決めるだろう。我々は常に、最高の選手が危険なプレイをできるコンディションで試合に臨むように努めている。開幕からずっとそうしてきたし、毎試合そうしている」

「試合ごとに振り返ってみると、彼には毎試合少なくとも1、2回のチャンスがあった。だからチームのプレイの問題ではない。チームのプレイスタイルが以前と変わったと捉えたいのであれば、そう捉えることもできるが、現実はそうではない。彼が今ゴールを外しているのは、ただのサッカーだ。それ以上でもそれ以下でもない」

チェルシーは現在リーグ戦で6位につけており、今節のエヴァートン戦に勝利すれば4位まで順位を上げる可能性がある。来シーズンのCL出場権獲得を目指すチェルシーは今節を終えると、リヴァプール、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、ノッティンガム・フォレストと終盤の試練が待っている。

この試練を乗り越え、CL出場権を獲得するためにはパルマーの復活は欠かせないものとなるが、今節のエヴァートン戦でゴールを奪えるか。

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