プロデビューから3戦連続KO勝利の“ハマのタイソン”田中空、4戦目で初タイトル挑戦 「自分も世界を目指す」と同興行メインで世界戦の佐々木尽を意識

父も大叔父もプロボクサーとして活躍した田中 (写真:本人インスタグラムより)

続きを見る

ウェルター級の戦いに注目

6月19日、大田区総合体育館でWBO世界ウェルター級2位の佐々木尽がWBO世界同級王者ブライアン・ノーマンに挑戦する興行にて、セミファイナルで東洋太平洋ウェルター級8位・田中空が、同級4位・小畑武尊と同級王座決定戦に臨むことが決定した。

田中はアマチュアで2023年全日本選手権優勝などの実績を手に、2024年6月にプロデビュー。ここまで3戦全勝、3連続KO勝利を収め、嘱望されるボクサーの一人だ。「ハマのタイソン」の愛称で親しまれ、身長165センチとウェルター級の中では決して大きくはないものの、マイク・タイソンみたく接近戦を得意とし相手を薙ぎ倒すファイトスタイルが魅力だ。

同王座は、佐々木尽が返上して空位に。会見で田中は4戦目でタイトル初挑戦することに対し「早い段階でチャンスをいただけて感謝。無駄にしないように頑張りたい」と感謝の言葉を述べると、「あいつの試合面白いな、と思ってもらえる試合をしたい」、「自分も世界を目指している」とも語り、国内36年ぶりに同階級で世界戦を戦う佐々木尽にも触れ「これから実績を付けて、早く佐々木尽選手に追いつけるように頑張りたい」と自身も目標が世界王者であることを明かした。
果たして注目される佐々木尽の世界戦の直前に、印象深く残るような戦いが披露できるか注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ