前田大然は「セルティックで最も重要な選手」 今季“33ゴール”の日本代表FWはセルティック4連覇の立役者に 「彼のスピードと戦術的知性はどの監督にとっても夢のよう」

セルティックで躍動する前田 photo/Getty Images

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圧巻の活躍を見せている

26日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でダンディー・ユナイテッドと対戦し、5-0の勝利を飾ったセルティック。この勝利により、4試合を残してリーグ4連覇を決定させた。

この試合でも前田は2アシストを記録したが、日本代表FWは今シーズンのセルティックのリーグ制覇の立役者の1人と言えるだろう。ここまで公式戦47試合で33ゴール11アシストを記録。さらにリーグ戦だけでも31試合で16ゴール9アシストと素晴らしい数字だ。

そんななか、英『Sky Sports』は前田の今シーズンのパフォーマンスに注目している。セルティックは今冬ストライカーの古橋亨梧が移籍したが、同メディアは前田がその穴を埋めたと綴り、どのポジションでも脅威となる多才さを称賛した。
「どんな役割であっても、彼は活躍しているようだ。最前線であれ、両ウイングであれ、あるいは守備で後方に下がる時であれ、彼のスピードと戦術的知性はどんな監督にとっても夢のような存在であるに違いない」

「1月に古橋亨梧がレンヌに移籍し、アダム・イダが唯一のストライカーとなったが、前田は同胞の抜けた穴を埋める存在となった」

「中央での起用が増えたことで、彼の調子は劇的に向上した。彼はキョーゴが退団して以来、リーグ戦で11得点を挙げている。これは、キョーゴが在籍していた前半戦(5ゴール)、ワイドでプレイしていたときの2倍以上の得点だ」

「彼のシュート精度も向上し、アシストも(前半戦と)ほぼ同じ数を記録。いくつかの重要な試合では決定的な場面で重要なゴールも決めている。得点していない時は、観客がフォワードを後押しする中、セルティックのハイテンポな試合のペースをコントロールし、現代のフープスのアイコンへと成長しつつある」(英『Sky Sports』より)

またセルティックOBであるクリス・サットン氏は同メディアにて「彼は飛躍的に成長した。今シーズン、セルティックで最も重要な選手と言っても過言ではない」と前田を絶賛。さらに続けて「当然年間最優秀選手に選ばれるだろう」とも伝えている。

今シーズン、ゴールマシーンへと成長とげた前田は今夏のステップアップも噂されているが、サットン氏は「彼を引き留めることは絶対に重要」と語り、セルティック今夏最大のミッションはストライカーの流出を避けることだと強調した。


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