トッテナムの次期指揮官は「エリートレベル」が理想? ポステコグルーの後任に3名を検討

苦境に立たされているポステコグルー監督 Photo/Getty Images

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変革の時か

トッテナム・ホットスパーがアンジェ・ポステコグルー監督の後任候補として、ユルゲン・クロップ氏やシャビ・アロンソ、カルロ・アンチェロッティという3人の「エリートレベル」の指揮官をリストアップしていることがわかった。『GIVEMESPORT』が報じている。

ポステコグルーは今季、ドミニク・ソランケをクラブ史上最高額となる6500万ポンドで獲得するなど、積極的な補強を主導。ヨーロッパリーグは準決勝に進出したものの、プレミアリーグでは18敗目を喫するなど国内成績が低迷し、クラブ内部では変革の機運が高まっている。

ギリシャ系オーストラリア人指揮官は、たとえヨーロッパのタイトルを手にしても、今季限りでの退任が濃厚とされており、ダニエル・レヴィ会長をはじめとする幹部陣は、すでに後任候補の選定に着手したようだ。クロップ氏、アロンソ、アンチェロッティというビッグネームが議論に上がっている。
ただし、3人とも招聘難易度は高いとされ、トッテナムは現実的な選択肢として、アンドニ・イラオラ監督(ボーンマス)、マルコ・シウバ監督(フラム)、オリヴァー・グラスナー監督(クリスタル・パレス)といったプレミアリーグ勢の指揮官にも目を向けているという。

さらに、かつてクラブをチャンピオンズリーグ決勝に導いたマウリシオ・ポチェッティーノ氏との再タッグも選択肢に残されている模様だ。レヴィ会長は米国代表監督を務めるポチェッティーノ氏と一定の連絡を維持しており、復帰に必要な条件も把握しているとされる。

来季、欧州大会に出場するにはヨーロッパリーグ優勝が絶対条件だ。新指揮官人事に向けたトッテナムは、今後のクラブの命運を左右する極めて重要なフェーズに突入している。

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