ハリー・ケイン、悲願目前で無念の出場停止! 自身初タイトルの瞬間をピッチ外で迎える可能性 「これが俺の物語だ」

悲願のタイトルが近づくケイン Photo/Getty Images

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アンラッキーだ

バイエルン・ミュンヘンに所属するハリー・ケインが、悲願のキャリア初タイトルを目前に無念の出場停止となった。マインツ戦での警告により、次節ライプツィヒ戦を欠場する。

バイエルンはマインツに3-0で快勝したものの、ケインはヨナタン・ブルカルトを倒した後、相手のクイックリスタートを防ぐためにボールを抱えたことで遅延行為と判断され、今季5枚目のイエローカードを受けた。バスティアン・ダンケルト主審は即座にイエローカードを提示し、ケインの次節出場停止が確定した。

この結果、バイエルンがライプツィヒに勝利すれば通算34度目のブンデスリーガ制覇が決まるが、ケインはその瞬間をピッチ外から見守ることになる。本人も「クレイジーな判定だ!ライプツィヒ戦を欠場することになるなんて、これが俺の物語だね。でも心配いらない、誰よりも盛大に祝うつもりだ」とコメントし、悔しさをにじませた。
ケインはトッテナム時代から16年間にわたり無冠が続いており、バイエルン移籍後もシャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンの無敗優勝によって初シーズンのタイトル獲得を逃していた。それでも今季、ついに呪縛を断ち切る可能性が高まっている。

ここまでブンデスリーガ61試合で60得点という驚異的なペースを記録しているケインは、2年連続得点王の快挙も視野に入れている。レヴァークーゼンが残り3試合すべてに勝利し、かつバイエルンがすべて敗れるという奇跡が起きない限り、バイエルンの優勝は揺るがないだろう。

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