ベネズエラ出身23歳右腕が、マイナー史上最速168キロをマーク 直球は12球中11球が100マイル超

ゴメスは、Baseball Americaも注目する若手投手 photo/Getty Images (写真:本人インスタグラムより)

今季メジャーマイナー通じても最速

ニューヨーク・メッツ傘下1Aセントルーシーのライモン・ゴメス投手が日本時間27日、本拠地でのレッズ傘下1Aデイトナ戦に先発登板し、マイナーリーグでスタットキャストが導入されて以降、最速の104.5マイル(約168.2キロ)を出し話題となっている。

しかもMLB公式サイトによると、この日は38球を投げ、ストレートはなんと12球中11球が100マイル超を記録。ゴメスはその剛腕で3回を無安打無失点1四球、4奪三振の安定した投球を披露した。


そんな彼は2001年9月6日生まれの23歳。ベネズエラ出身で身長188センチ、体重79キロの恵まれた体格を持ち、2021年に国際FAでメッツと契約した。

2023年シーズンは、セントルシーで24試合に登板し、防御率3.78。昨季はケガで全休し、今季から復活。3試合で合計7回2/3で11奪三振を記録している。

ちなみにメジャーでの今季最速は、オークランド・アスレチックスのメイソン・ミラー投手が記録した103.7マイル(約166.9キロ)。そのためゴメスの記録は今季メジャーマイナーを通じて最速となる。

2015年にスタットキャスト導入後のメジャー最速記録は、2016年に当時ニューヨーク・ヤンキースに所属していたアロルディス・チャプマン(現レッドソックス)の105.7マイル(約170.1キロ)だ。その記録に迫る球速を出した新星の今後の活躍に注目だ。

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