優勝20回でマンUと並んだリヴァプール、しかし現状には大きな差…… “もっとも成功したクラブ論争”終了にネビル「胸が張り裂ける思いだ」

リヴァプールは通算20回目のリーグ優勝を成し遂げた Photo/Getty Images

明らかにリヴァプールの方が上回った

プレミアリーグ第34節、リヴァプールはトッテナムをホームで5-1と打ち破り、見事に通算20回目のリーグ優勝を果たした。

優勝20回は、マンチェスター・ユナイテッドと並んで史上最多となるものだ。しかし、そのユナイテッドはボーンマスと1-1のドロー。勝ち点39の14位に沈んでいる。

プレミアリーグ最大のライバル同士とも言われ、どちらがもっとも成功したクラブかという論争は長い間巻き起こっていた。しかし、現状を見れば残念ながら差は明らかだ。これまではリーグタイトルはユナイテッドの方が多く、リヴァプールの方がヨーロッパのカップ戦の優勝回数が多かった。しかしリーグ戦優勝回数で並び、そしてユナイテッドが低迷を続けるいま、リヴァプールは完全に上に立ってしまった。元ユナイテッドのガリー・ネビル氏も、負けを認めざるを得ないと『sky sports』に語った。

「これはとてつもない偉業だ。リーグタイトルの重要性、そしてリヴァプールをこれまで率いてきた偉大な監督たち。シャンクリー、ペイズリー、ケニー・ダルグリッシュ、ジョー・フェイガンといった面々を思い浮かべれば、なおさらだ。もちろんユナイテッドでも、リーグタイトルこそがチームの生命線だと語られていた」

「オールド・トラッフォードには衝撃が走るはずだ。明らかに偉大なサッカークラブであるリヴァプールが、今日をもってもっとも成功したクラブとなるという考えには、胸が張り裂ける思いだ。リヴァプールを追い抜くには、多くの苦労があった。アレックス・ファーガソンが就任した頃、彼らははるか先を進んでいたからね」

歓喜に沸いたリヴァプールと、失意のシーズンを過ごすユナイテッド。来季は再びユナイテッドが競争力を取り戻すことができるだろうか。




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