「川崎フロンターレは東地区最後の希望」「ついにアジアでも存在感を証明した」 サウジ優勢のACLEで“4強入り”果たした川崎Fに集まる期待

ACLE4強入りを果たした川崎F photo/Getty Images

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準決勝に進出

現在AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルステージがサウジアラビアで行われており、準々決勝の4試合が終了したが、サウジアラビア勢が東地区のチームを圧倒している。

準々決勝では、アル・ヒラルが光州FC(韓国)に7-0、アル・アハリがブリーラム・ユナイテッド(タイ)3-0、そしてアル・ナスルが横浜F・マリノスに4-1とサウジアラビアのクラブが圧巻の強さを見せている。

そんななか、東地区最後の生き残りをかけて川崎フロンターレがアル・サッド(カタール)と対戦。延長戦まで持つれた激戦を制し、3-2で川崎がクラブ史上初の準決勝進出を決めた。
ACLEは4チーム中3チームがサウジアラビアのクラブという状況になったが、米『ESPN』は「サウジアラビアの強豪がAFCチャンピオンズリーグ・エリートファイナルステージで大暴れ、川崎フロンターレは東地区最後の希望」と報じた。

さらに韓国のスポーツメディア『OSEN』は「今シーズンは違った。長谷部茂利監督の下、川崎は変化した。ボール支配率重視の試合展開に固執せず、組織的な守備と素早いカウンターを併せ持つ現実的なサッカーに体質を変えた。その結果は成功だった。カタール最強のアル・サッドを延長戦の末、破り、ついにアジアの舞台でも存在感を証明した」と、クラブの歴史を塗り替えたチームを称賛し、東地区最後の砦となる川崎への期待を伝えている。

準決勝は日本時間の5月1日深夜1時30分に開催され、相手はアル・ナスルだ。クリスティアーノ・ロナウドやマネ、デュラン、ブロゾビッチら錚々たるメンバーを擁するチームは準々決勝でマリノスを圧倒しており、爆発的な攻撃力には川崎も注意が必要だ。

日本を代表するだけではなく、東地区代表にもなった川崎だが、サウジアラビア勢がACLEで猛威を振るうなか決勝に進めるか、注目だ。


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