K-1 不起訴処分の王者・金子晃大、対戦相手が池田幸司に決定 「あることないことで、言ったもの勝ちになっていた」テーマは「不起訴」と笑いを誘う余裕も

12連勝中の絶対王者・金子 (写真:本人インスタグラムより)

5・31開催

K-1は5月31日に横浜BUNTAIで開催する「K-1 BEYOND」の追加対戦カードを発表した。傷害容疑で書類送検されるも不起訴処分となったK-1ワールドGPスーパーバンタム級王者・金子晃大は、56キロ以下契約で池田幸司と対戦することが決まった。

その金子は昨年10月と今年1月に千葉市中央区のジム内で練習相手にケガをさせたとして傷害容疑で書類送検。しかしその後、嫌疑不十分で不起訴処分となり、疑いが晴れていた。プロデューサーの宮田充氏も「不起訴処分で出場には問題ない」との今大会の参戦を容認。そして今回対戦相手が決定した。

この日、対戦カード発表の会見に出席した金子は「犯罪行為はなかったと思う。あることないことで、言ったもの勝ちになっていたけど、司法がないと判断したことで前に進める」と語り、「ご迷惑、ご心配をかけたファンの皆さんには申し訳ありませんでした」と謝罪した。

対戦する池田については、根性がある選手と印象を述べ、試合への意気込みとして「ずっとやってきたことは変わってない。逆境に立たされている人たちに勇気を与える試合をしたい」と語った。また疑いが晴れ、心に余裕も生まれたのか、今回のテーマは「不起訴」と笑いを誘う一幕もあった。

他方、同席していた池田は、対戦相手が王者となり自身に対する不利予想を一蹴。「下剋上する。みんな逃げながら戦ってやられてるので、俺は真っ向からぶつかって全力で勝ちに行く」と打ち合いを宣言した。

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