「世界最高のリーグだと誰もが語るが、そうは思わない」 PSG指揮官ルイス・エンリケはPLのレベルを疑問視

PSGのルイス・エンリケ photo/Getty Images

リヴァプールとアストン・ヴィラを撃破している

24-25シーズンのCLも終盤に差し掛かっており、30日にはアーセナル対パリ・サンジェルマンの準決勝第1レグ開催が予定されている。両チームは今季の前半戦で1度対戦しており、その際はカイ・ハフェルツとブカヨ・サカがそれぞれ1ゴールを決め、2-0でアーセナルが白星を挙げている。

そんなアーセナルと今季2度目の対戦を迎えるPSGの指揮官であるルイス・エンリケ監督は前日会見に出席し、アーセナルが所属するプレミアリーグに対し、興味深いコメントを残した。

「(CLで)リヴァプールに勝ったが、彼らは今季のプレミアリーグで優勝している。プレミアリーグは世界最高のリーグだと誰もが語るが、そうは思わない。僕らは自信に満ちていて、準決勝を楽しみにしている」

エンリケ監督が語るように、近年プレミアリーグは世界最高峰のリーグと呼ばれることが多い。その理由の1つは、やはり資金力だろう。上位クラブだけでなく、下位クラブでも移籍に大金をかけることができ、その資金力は他のリーグと一線を画す。

しかし、欧州のカップ戦、CLでいえばようやく近年マンチェスター・シティとチェルシー、リヴァプールが王座に立ったものの、存在感でいえばリーグのレアル・マドリードを上回ることはできていない。

ELの成績は悲惨で、18-19シーズンにチェルシーが優勝して以来タイトルを獲得することが出来ておらず、その後決勝に進んだのは20-21シーズンのマンチェスター・ユナイテッドのみとなっている。

今季はCLでアーセナルが、ELではマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが4強入りを果たしているが、タイトル獲得しエンリケ監督の疑念を晴らすことはできるのだろうか。

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