モンツァ戦で一発退場のユヴェントスFWユルディズへの批判が止まらない 「全て台無しにした」

ユヴェントスのケナン・ユルディズ photo/Getty Images

相手選手の顔面に肘

27日(現地時間)、ユヴェントスはセリエA第34節でモンツァと対戦し、2-0で勝利した。しかし、この試合でレッドカードを受けて退場処分となったケナン・ユルディズは現地メディから厳しく批判されている。

ユベントスの2点リードで迎えた前半アディショナルタイム3分、ユルディズはモンツァのアレッサンドロ・ビアンコとの競り合いの場面でビアンコの顔面に肘を入れてしまい、ビデオ判定の結果主審からレッドカードを提示されて退場に。その後10人となったユヴェントスは何とかモンツァの反撃を振り切って勝利を収めたものの、ユルディズは2試合の出場停止処分となった。

19歳にして名門ユヴェントスで背番号10をつけ、今季公式戦46試合で13ゴールと好調なユルディズがこのタイミングでリーグ戦2試合に欠場するのはユヴェントスにとって最悪の状況だ。と言うのも、現在勝ち点62で4位のユヴェントスは次節5位のボローニャ(勝ち点61)、その次の第36節で7位ラツィオ(勝ち点60)と来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権が得られる4位以内の座をかけた直接対決を控えているからだ。

このため、来季を大きく左右する重要な2試合を不用意なファウルで欠場することになったユルディズがバッシングの標的となっている。

「ユーヴェはモンツァを2-0で倒したが、ユルディズが全て台無しにした」(イタリア紙『La Stampa』)

「ユルディズ、信じられない!」(イタリア紙『Gazzetta dello Sport』)

試合後、ユヴェントスのイゴール・トゥドール監督は「ハーフタイム中にユルディズは顔をタオルで覆っていた。彼は誰にも見られたくなかったようだ」とユルディズが自らの過ちを反省していたことを明かしていたが、彼の不在は今のユヴェントスにとってあまりにも痛手だ。

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